レコード・コレクターズ/2014年vol.33

※中古雑誌
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【特集】 レッド・ツェッペリン

1969年にデビュー・アルバム『レッド・ツェッペリン』をリリースしてから45年が経った今年、これまでに何度もオリジナル・フォーマットで再発され、聴き継がれてきたスタジオ・アルバム群が、遂に未発表音源を満載したデラックス拡大版として初登場します。これはもう“歴史的事件"と言えるでしょう。第1弾としてこの6月にリリースされる『レッド・ツェッペリンIII』までの3タイトルの情報をいち早くお届けするとともに、初期ツェッペリンの魅力をあらためて掘り下げます。

■ 一挙に始動となる超重量級リイシュー・プロジェクト速報!(山崎智之)
■ デビューわずか1年半でロック・シーンの頂点へ(小野島大)
■ ジミー・ペイジ──革新的なそのギター・スタイルを探る(佐藤晃彦)
■ 玉石混淆の荒野で曲に永遠の輝きを与えた“ロック折衷術"(松井巧)
■ 音楽シーンを変えた4人の“結成前史"を紐解く(犬伏功)
■ 全曲ガイド 『レッド・ツェッペリン』(小出斉)
『レッド・ツェッペリンII』(行川和彦)
『レッド・ツェッペリンIII』(小山哲人)

【特集】 ジャック・ブルース

英ロック界を代表するベーシスト/ヴォーカリストのジャック・ブルースは、1960年代初頭にロンドンのジャズ/ロック・シーンで活動を始めました。66年にはジンジャー・ベイカー、エリック・クラプトンとクリームを結成。クリームがロック・シーンに多大な影響を与えたことはご存知の通りです。ブルースは高い演奏力を武器に、その後もマウンテンのレズリー・ウェストらとユニットを結成したり、カーラ・ブレイやキップ・ハンラハンらと活動したりと、英米のジャズ/ロック・シーンを跨いだ活動を繰り広げてきました。久々の新作アルバムでも、縦横無尽な演奏を聞かせるそのベースと素晴らしい歌声は健在。ユニークな活動を続けるジャック・ブルースの軌跡を、インタヴューも交え辿ります。

■ ジャック・ブルース・インタヴュー~多彩なゲストを招きアビー・ロード・スタジオで録音された、11年ぶりの新作(大鷹俊一)
■ ロック史に燦然と輝くベーシスト/ヴォーカリストの軌跡(細川真平)
■ ジャズ/ロックの両サイドを縦横無尽に跨ぐユニークな立ち位置(坂本理)
■ ジャック・ブルース・ディスコグラフィー
オリジナル・アルバム(白谷潔弘)
編集盤/発掘盤(白谷潔弘)
参加バンド/重要プロジェクトの作品(舩曳将仁)
主な映像作品(大鷹俊一)

□ シンディ・ローパー
大ヒット作の豪華30周年記念盤──日本盤のみ付属のインタヴューに注目!(宮子和眞)
□ 再考フリー・ソウル現象
いまだから再考したい、“94年の渋谷"的感覚で編んだ音楽ムーヴメントとは(油納将志)
□ 山崎ハコ インタヴュー
高い歌唱力と個性的な詞世界を持つシンガー・ソングライターの初期作が再発(武田昭彦)
□ ワーナー・ジャズ・ベスト・コレクション1000
破格のスケールで続くジャズ作品廉価再発シリーズの“モア・セレクション"(原田和典)
□ エルヴィス・プレスリー
“メンフィス凱旋公演"がリハーサルやスタジオ録音を加えて完全復刻に(杉原志啓)
□ Tレックス
ファースト・アルバムと前身グループの最終作がデラックス拡大盤で登場(三宅はるお)
□ 『インサイド・ルーウィン・デイヴィス』
デイヴ・ヴァン・ロンクをモデルに60年代フォーク・シーンを描いた注目の映画(能地祐子)
□ 加藤賢崇/ハレはれナイト/夢のアルバム
バブル時代のインディ・シーンを活写したソリッドの名盤3タイトルが復刻(小川真一)
□ オーダーメイドファクトリー
投票で“幻の名盤"を復刻するなど参加型の企画が変える音楽ソフトのゆくえ(鈴木啓之)
□ ベンチャーズ
ジェリー・マギー期の5作品が紙ジャケットで登場(宇田和弘)
□ 「トリトン」
幻のTVアニメ劇伴音楽集が遂にCD化(駒形四郎)
□ 藤真利子
カルト的人気作4タイトルがSHM-CD化(安田謙一)
□ 有頂天
ポップ・サイドと実験的サイドの両極端に振り切った名盤2作(小山守)